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エルクヘアカディス偉大なり!

土曜日は大きな木の枝がしなるほどの風の強い日でした。

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そんな風の強い日には、ダビングボディーの下にストレッチフロスを仕込んだ重いドライフライを選択します。
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注)重いドライフライは風があってもコントロールしやすいんですよ。





ファーストキャストはフライのすぐ近くまで見に来て引き返しやがった(>_<)
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・・・でも、立ち位置を少し変えてのセカンドキャストには食いついてしまいました。
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ん~ でも、風が強くて釣りにくいな~
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ま~釣れなくはないのですが、長くて細いリーダーシステムだと強風に煽られて、思った場所に着水しません(>_<)





・・・で、ティペットを太く短くして、フライはエルクヘアカディスを選択し、ギリギリまでポイントに近づいてのキャストに変更。
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はいっ これが大正解で次々にエルクヘアカディスを咥えます。




エルクヘアカディスは多少ドラッグがかかっても、沈んでしまっても釣れるフライだと思います。
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エルクヘアは使っているうちに千切れて、徐々にヘアの本数が少なくなってきますが、それでも釣れ続けます。
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注)使っているうちにヘタるのがイヤと言う理由で使わない人もいるようです。





あっ! もちろん使い始めはキリットしているんですよ。
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注)エルクヘアカディスにはフライを始めたばかりの時に大変お世話になったものです。





そんなエルクヘアカディスも、多少キャスティングが上手くなって長いリーダーティペットを操れるようになると
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キャスティング時に回転してティペットが撚れちゃうので敬遠するようになっていました。





この橋までと決めた場所が見えてきたところで、着水して水面下に沈んだのですがリーダーを張っていると生命反応あり。
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魚と確信して合わせを入れると大物特有の引きで、ようやくネットに収まったイワナは余裕の尺越え!(^^)!
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あらためてエルクヘアカディスの威力を思い知らされました。
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まさに名鈎と呼ぶにふさわしいフライだと思います。
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・・・なんてことを考えながら、釣りのついでに採ってきた山菜を肴に乾杯しました。
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エルクヘアカディス 偉大なり!!
by keipapa3 | 2015-05-24 14:13 | 釣行記 | Comments(2)
Commented by ニャンコ at 2015-05-25 19:31 x
故西山先輩が、何は無くてもエルクヘア・カディス♪
って言ってましたね。
自分のフライBOXにこのフライが加わったのはほんの数年前からです。
たしかにパイロットフライとしても優秀でした。
日本でのフライフィッシングはティペットの太さに神経質過ぎると思います。
逆にティペットはフライサイズに合わせた方がキャストが正確になると思って実践しています。

ただ…まともにティペットが1.0号使うとたいていの渓魚はごぼう抜き出来ちゃうんですよね(笑)
これは釣趣に欠けますから…
しかたないので細めでもやや固めのラインを使うとか。

こうしていろいろみんな試行錯誤するのもこの釣りの楽しみなんでしょうね♪
Commented by keipapa3 at 2015-05-26 12:02
ニャンコさん
そうそう、西山さんはエルクヘアカディスを勧めていましたね~
スペントバジャーやランズパティキュラーなどのクラッシクナパターンは、
タイイング自体も難しく敷居が高く感じますが、アメリカ生まれのエルクヘアカディスは、
使用するマテリアルも少なくて手に入れやすく、初心者でも簡単に巻けて、
どんなバランスに仕上がってもそれなりに釣れるので、
フライフィッシングとタイイングの入門にはうってつけのフライだと思います。
もちろん、西山さんもそこのところを充分承知の上で勧めていたのだと想像します。
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