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花輪の市日


息子Kを練習試合会場に送り届けた帰りに、花輪の市日(いちび)を覗いてきました。

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市日(いちび)とは定期開催される市場のことで、渓パパの地元では 「まち」 ともいいます
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ちなみに小坂町の市日は1と5が付く日なので 1日,5日,11日,15日,21日,25日に開かれます。





やはり、この時期は何と言っても季節ハタハタが目立ちます。
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季節ハタハタとは産卵のために浅い藻場に接岸したハタハタを捕獲する漁。
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他にも秋に山から採って塩漬けにしたサモダシなどのキノコ類や、
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南蛮巻やシソの実漬けや味噌昆布などの漬物も並んでいます。
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あっ! こんなのも売っていました。
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注)熊の胃とは胃ではなく胆嚢(肝臓で作った胆汁を一時的に貯めて置く臓器)のこと。




鉄砲で仕留めたという天然の鴨と熊の肉!  お店のおじさんが解体前の鴨をわざわざ見せてくれました。
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ん~ 鴨南蛮蕎麦か~    熊肉を使って、熊南蛮蕎麦なんてのもいいかも(笑)
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おばちゃんが捌いているこれ何だかわかりますか?
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渓パパの地元ではカスベと言いますがエイですね。




昔は縄で縛って雪の上を引きずって一匹ごと家まで持ち帰って食べたそうです。
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乾物屋さんには干したカスベと干したタラが並んでいます。
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海から遠い鹿角では鮮魚が手に入らなかったので干した魚を食べたんですね~


スーパーにゆけば鮮魚が手に入る時代ですが、食文化としてサメやエイや干しタラを食べる習慣が残っているんですね。


今は女性も仕事を持っていて、仕事帰りや週末にスーパーでまとめ買いするので、市日を利用する人は少なくなってきています。


小坂の市日も昔は賑やかだったな~
by keipapa3 | 2013-12-24 19:02 | 風物詩 | Comments(2)
Commented by ニャンコ at 2013-12-25 13:33 x
昭和40年頃の市日を思い出します。
康楽館通りで秋北バスの営業所(昔は康楽館の公園の隣)から北の丁字の交差点までズラ~っと店が並びましたね。
渓パパさんの頃はまだ康楽館前でしたか?

学校の休みや日曜日などに市日が重なるとよく母について出かけました。

楽しかった思い出です
Commented by keipapa3 at 2013-12-25 17:59
ニャンコさん
康楽館の通りと尾樽部の通り、どちらも記憶があります。
あっ!食料品のみならず衣類から金物まで、
夏には金魚売りなんかもいましたね。
母Mにお供すると大判焼きを買ってもらえました♪
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