食うか食われるか


この日はイワナの活性が高く、ここまで何匹釣っただろうか?



渓パパはある落ち込みに辿り着きました。
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セオリー通りにひらきや対岸の巻き返しを探ってみたけど無反応。





おかしいな~  今日の状況で開きや巻き返しから出ないならここしかないか!?
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ん~ 渓パパは小さなエグレに狙いを付けました。



渓パパはティペペットをたるませてフライをキャスト。着水したフライはエグレの奥に向かってゆっくりと流されてゆきます。



エグレの奥は光が届かず薄暗くて見えにくいけれど、フライが消えたのを渓パパは見逃しませんでした。





確信を持ってロッドを煽り合わせを入れたら、グイ~っと生命観のある手ごたえ。
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エグレの奥に奥に潜ろうとするイワナの引きに耐えて引っ張り出し、寄ってきたのは35Cmの痩せて真っ黒なイワナ。





体側には獣か鳥に襲われた傷がありました。
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彼がまだ若く恐れを知らなかった頃、流れてくる餌の多い開きに出ていた時に襲われ、間一髪で助かったんだ。





その恐ろしい経験をして以来、彼はえぐれの中に潜み、狭い水面に落ちてきた虫だけを捕らえて生きてきたんだ。
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狭い水面に落ちてくる虫は少なく限られていて、多くの餌を捕れないので痩せているんだ。
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彼は危険を冒して多くの餌にありつくより、食えるエサは少なくても安全な場所に潜んで身を守ることを優先したんだ。
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ま~ イワナの小さな脳にそんな学習能力があるわけではなく、食うか食われるかの本能のなせる業なんだろうな~
by keipapa3 | 2013-06-20 18:33 | 釣行記 | Comments(6)
Commented by パイン at 2013-06-20 20:41 x
渓パパさんこんばんは!!

写真復活おめでとうございます。
(待ってました!!)
息子さんの件も本当に何よりです♪

それにしても35センチとは見事ですね~!!!
その岩魚を掛けるシチュエーション・・ゆっくりゆっくりエグレにフライが入っていっての控え目な反応・・・岩魚釣りですよね~!!
羨ましいです・・秋田方面に用事を作りたくなって参りました(笑)!!
Commented by ニャンコ at 2013-06-20 23:05 x
ん~
深い~ですね。
鳥っぽいですね。

哺乳類の目と違って鳥の目は恐竜を思わせるものがあります。
我々哺乳類の子孫には、恐竜の目を恐れるというDNAが刻まれてるかななんて考えちゃいます。

怖くなくなる方法はただひとつ。
そいつが自分の食い物だと認識する事だそうで。

このイワナ君も、いつか鳥にまた狙われたら逆に水中に引きずり込んで食べてやる!くらいの気合でこれからを生き抜いてもらいたいものです♪

世の中、自分が食える物に怖いものは無い!
Commented by いわなたろう at 2013-06-21 10:16 x
こんな場所で何度かいい思いをしたことがありますが、こんな魚はお目にかかったことがないです。
迫力のあるイワナですね。
Commented by keipapa3 at 2013-06-21 12:08
パインさんこんにちは、
写真復活の最初の釣行記なので気合入れてみました(笑)
関東近郊の釣り人の多い川と違い、東北のイワナは疑うことを知らない素直な性格なので、
ま~落下している速い流れに干渉されないように、
手前の石にリーダーティペットを乗せてやるだけで簡単に騙されるんです。
Commented by keipapa3 at 2013-06-21 12:08
ニャンコさん
絶好のポイントなのに何も反応がない時って、
見逃してしまいそうな小さなエグレに潜んでいることってありますよね。
たまに傷を負ったイワナが釣れることがありますよね。
小さい時の傷が成長と共に大きくなったのか?
このサイズになってから襲われてできた傷なのか?
本当のところは分からないんですが、
面白くなるように渓パパがストーリーを考えました(笑)
Commented by keipapa3 at 2013-06-21 12:09
いわなたろうさん
釣りキチ三平の「夜泣き谷の怪物」と言う話に、
左目に傷を負った左膳イワナが登場しますよね。
このイワナも左目に傷を負っていればもっと迫力があったのに(笑)
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