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う・ど・ん

娘S: 「お父さんは蕎麦ばっかしでうどん打てばいいのに」 (娘はうどん派です)

息子K: 「そうだ!そうだ!蕎麦は十分美味いから今度はうどんを打った方がいいよ」 (褒め殺しです)  

渓パパ: 「ん~納得できる蕎麦が打てるようになったらうどんも打ってみるよ」



・・・とは言ったものの、納得できる蕎麦を打てるようになるのはいつの事か?(遠い目)




ん~初めてうどんを打ってみることにしました。(ちょっと長いけど殆ど写真なのでお付き合いください)




小麦粉には強力粉、中力粉、薄力粉とあって、うどんには中力粉が適しているんだそうですが、
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八幡平のおじさんのところの忘年会に出かけた際に、蕎麦の繋ぎにしようと買ってきた小麦粉があったのでとりあえずこれで。





篩ってみたら小麦の殻なんでしょうか?
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ネットで調べたレシピ通りの水の量と塩で作った塩水は、ちょっと舐めてみたけどかなり塩辛い。
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塩は茹でるときにお湯に90%以上が溶けだすそうです。





ま~蕎麦打ちでは窪地に水を入れて周りの蕎麦粉をかけるんですが、うどんは水を流し込みながら箸でかき回します。
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全量を一気加水してみました。
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ヒャッコ釣りの餌じゃないですよ(笑)





水回しが済んだら、一つにまとめる 「括り」 と言う作業に入ります。
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一回目の捏ねを 「粗捏ね」 と言うそうです。
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粗捏ねの前はザラザラしていて白い粉が見えますが、捏ね上げると滑らかになり全体が同じ色になります。



うどんは足で踏んで捏ねるものだと思っていたけど、今日のように500グラムぐらいなら手でも大丈夫。




レジ袋に入れてコタツで30分寝かして熟成を待ちます。
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蕎麦と違って 「寝かせ」 と言う熟成のための時間が必用らしく、グルテンの何とかが何とかして・・・???





30分後、ん~ 寝かせる前と違ってしっとりしていますね。
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この後、本捏ねして、一時間半の二度目の寝かしに入るんです。



お昼にうどんを食べようと思ったら10時には始めないと間に合いません。





あとは地延し、 
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丸出し、角出し、本延しと進んで、
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畳みは蕎麦と違って屏風折りにするようです。
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折り返しが向こう側になっても、うどんなら包丁で切った時に千切れないんです。





蕎麦に比べるとうどんの幅に切るのは簡単♪
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蕎麦は麺線が千切れないように綺麗に並べるけど、ウドンはくっ付かないように玉にして置くんだそうです。
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確かに蕎麦は一束や一把と呼ぶけど、ウドンは一玉二玉と数えますよね。





蕎麦は1分も茹でないので10分が長い長い。
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蕎麦と違って10分あれば茹で始めてからでも薬味や種物の準備ができるね。





流し水を当ててガンガン洗っても切れません。
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光ってますね~
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注)蕎麦にもいろいろな打ち方があるように、うどんの打ち方もこれ限りではありません。





うどん打ちに対して失礼かもしれませんが、
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蕎麦ほどデリケートじゃないので、初めての方でも繋がったうどんを打てると思います。





小麦の香がして結構もちもちしていて、蕎麦とは違う美味さがあるな~
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娘Sも 「今日のはちゃんとしたウドンだ!」 だって(いつも蕎麦みたいなもの食わせているので)




さすがに三連休に三日間連続で昼飯が蕎麦ではと思ってうどんを打ってみました。

娘Sと息子Kよ、また来週からは駄蕎麦の臨床試験の被験者になってもらいます(笑)
by keipapa3 | 2013-02-12 18:14 | ウドン打ち | Comments(6)
Commented by madaibaka at 2013-02-12 21:09
確かに昔、ひゃっこの餌で同じものを作りましたね~懐かしい!
蕎麦もうどんも打ちたて、茹でたて・・・一番旨いと思います!
子供たちには申し訳ありませんが、もう少し付き合ってあげて。付き合いたくても付き合えない時期がもうそこまで来ていますから。(決して誰かがあの世に行くわけではありません(爆))
Commented by keipapa3 at 2013-02-13 18:07
真鯛バカさん
そうですね、素人の手打ち蕎麦は食べてくれる家族がいて成立するんです。
お金を貰わない代わりに、どんな酷い蕎麦でも完食してもらいます(苦笑)
ヒャッコは金色の釣り針ならエサが付いていなくても吸い込むんですよね~
・・・でも、同じ場所で何匹か釣ると飽きて食わなくなります。
小麦粉の練餌を使えば釣れ続け、今度はこっちが飽きちゃうんです。
Commented by 小坂鉄道 元車掌 at 2013-02-13 22:42 x
 渓パパさん、うどんも美味しそうです。
 私もいつでも、美味しい蕎麦、うどんの臨床試験の被験者になりますので、お声をおかけください。
 小さい頃はヒャッコの練餌はよく作りました。また、サシドリを近くから調達し、堤防近くの小坂川に合流する手前の堀内沢の川で釣っていました。
Commented by keipapa3 at 2013-02-14 12:15
小坂鉄道 元車掌さん
堀内沢(ほねじゃ)との合流付近の田んぼ脇の水路でドジョウも掬いましたね。
タガメ、ヤゴ、ミズカマキリ、ゲンゴロウはいいとして、
アガハラ(やもり)やヒルは気持ち悪かったな~
ウドンは美味い不味いは別として、ただ白くて長いだけなら誰でも打てますよ。
蕎麦は現段階では動物実験レベルで、本当は人間に食わせてはいけないんです(爆)
Commented by 小坂鉄道 元車掌 at 2013-02-14 22:35 x
中学のとき、野球部の1年先輩で、ある方のお兄様と堀内沢上流にて、水中めがね、小さい銛持参で、カジカを採っていました。水がとてもきれいでした。
Commented by keipapa3 at 2013-02-14 23:37
小坂鉄道 元車掌さん
その節は大変ご迷惑をおかけしました、ある方の成り代わり陳謝いたします。
え~ 渓パパのゼンマイポイントはあの辺りなんですよ。
http://keipapa3.exblog.jp/15575519/ を覗いてみてください。
上流には鉱山の跡があり生きものが棲めないんですが、
枝沢にはカジカやサワガニもいましたよね。
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