初めの一本

タイイング未経験のノースさんにフライタイイングを伝授することにしました。


・・・で、皆さんは初めて巻いたフライはどんなパターンだったか覚えていますか?

年代にもよると思いますが、エルクヘアーカディスかパラシュートと言う方が多いのではないでしょうか?

どちらのパターンも実釣での出番が多く、もちろん実績も充分なフライですよね。




渓パパのフライボックスにも常にしっかり入っています。
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この2つはネット上に 「簡単に巻けるのでタイイング初心者にお勧め!」  などと書いていたりしますが、

はっきり言って、タイイングのビギナーにとって簡単なフライなど存在しません。



・・・で、どちらを最初に巻いてみようか迷ったんですが、渓パパが今まで一番魚を釣ったフライである、

ピーコックパラシュートに決めました。


ただしフックをジャスティスのIWI S-2000よりワイヤが少し太めのTMCの102Yに変更してみます。

フックサイズは巻きやすいように大き目の#11にしましたが、秋田の初なイワナなら充分に通用するサイズ。




え~ノースさんは始めて見て触る道具に戸惑いながらも、約2時かけてようやく一本巻きあげました。
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注)ちょっとだけ渓パパがリカバリーしました。





ま~初めの一本なので上手い下手は問題外、巻きあげたことに意味があるんですよ。
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ダビングボディーは均等により付けて、綺麗なテーパーを付けるには正直難しいけど、
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ピーコックボディーなら多少乱れても、もともとファジーな感じだし(笑)





最後にウィッツプフィニッシュの練習をして終了となりました。
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渓パパと違いまだまだ頭も体も柔らかいんでしょう、あっという間に手順をマスターしました。

本当はハックルファイバーを巻き込まないようにするのが難しいんですが、ま~それは追い追いと・・・。




ノースさんお疲れ様でした。 二本目は自分の力だけで一本巻きあげてみてください。

スレッドを一回しする度に問題にぶち当たるはずです(ご質問にはいつでもお答えしますよ)


フライが初心者でも簡単に巻けて釣れるものなら、渓パパも頭が薄くなるまでこの年になるまで夢中にはなっていませんよ。
by keipapa3 | 2012-05-17 18:09 | タイイング | Comments(8)
Commented by ノース at 2012-05-17 21:25 x
初めての挑戦でしたが、すごく難しかったです。家に帰ってからも頭の中でイメージしてみましたが記憶があいまいでして…。ただ自分の作ったフライで魚を釣った時は最高の気分なんだろうなと思いました。今年の目標が明確にできたのでそれに向かって一つ一つ進んで行きたいと思います。師匠、よろしくお願いします。
Commented by the-kingfisher at 2012-05-17 21:50
大丈夫、絶対釣れない毛針を巻く方が遙かに難しいんだからね。
渓パパさんのお手本参考にして、いっぱい巻けば、すぐにエキスパートだすよ。
Commented by keipapa3 at 2012-05-17 23:30
ノースさん
初めてのタイイングはどうやら楽しめたようでなによりです。
たまたま渓パパの方が先に生まれて、先にフライと出会ったただそれだけのことなので、
夢中になれば渓パパなんかより直ぐに上手くなりますよ。
なので、師匠などと呼ぶのはやめて、ま~釣り仲間でいいんじゃないですか?
Commented by keipapa3 at 2012-05-17 23:30
the-kingfisherさん
絶対釣れないフライと絶対釣れるフライは巻けないものですよね。
ノースさんが初めてフライを巻いて悪戦苦闘している姿を見ていると、
渓パパが初めてフライを巻いた若い頃を思い出して、
あ~渓パパも同じように最初はこうだったな~とか懐かしい様な気分でした。
Commented by ニャンコ at 2012-05-18 11:56 x
またおじゃましてしまいました

T社に入社して初めて巻いたフライはクイルゴードンでした。
その次にヘアウイングやディアヘアーの使い方を教えてもらったように記憶しています。
当時T社ではまだオリジナルフックを出しておらず、パートリッジのフックを使っていました。
まずは入門用にとサンライズ製のタイイングツールをお下がりで頂戴したのですが、、手になじんでしまったのか、新製品や高級品を買う事も無くいまだに使用しています。
バイスのほうはトンプソンAでしたけど。

いまだハックルを密に美しく巻き上げるのが苦手です(笑)
ハックルプライヤーだけは良い物を買ったほうがいいですね
Commented by いわなたろう at 2012-05-18 15:31 x
また一人深みにはめましたね(笑)
ボクが始めて巻いたフライはEHCでした。
あれもなかなか奥が深くて最初のうちはテイル側に重心が行ってしまって
水面で立ってしまったり、回転するフライを巻いてしまいティペットがちりちりになったり。。。
最近はハックル大きめで少なめ、エルク少な目、#14より小さいフックでは
ダビング材を使わないスレッドボディで落ち着いています。
これを水面直下で流すと。。。(笑)

ノースさんがんばれ!
初めて自分で巻いたフライで釣った魚の感激は格別ですよ!
そのフライはその場ですぐに外して釣った魚の写真と一緒にずっと取っておくといい思い出になります。
Commented by keipapa3 at 2012-05-18 17:08
ニャンコさん
へ~T社にお勤めだったのですか。
クイルゴードンはスタンダードフライの王道ですよね。
渓パパがフライを始めた頃はちょうど端境期でした。
縦巻きのスタンダードパターンが主流で水平ハックルのパラシュートは変わり種でしたが、
ちょうどその頃IWIさんがメディアに出始めて、ロングリーダーティペットが流行り(?)
スタンダードパターンは駆逐され渓パパもパラシュートを結ぶようになりました。
ハックリングのコツは質の良いハックルケープを選び出す目利きと
ハックルが巻かれる方の下地をいかに整えるかだと思っています。
Commented by keipapa3 at 2012-05-18 17:08
いわなたろうさん
EHCでしたか、ま~大体の年代が解りますよね~
下手なキャスティングでドラッグを回避出来ず直ぐ沈んでしまううちは
ハックルも厚めエルクも多目がいいフライに感じるものですが、
だんだんドラッグを回避できるようになってくると、
EHCに限らずハックルが薄目で違和感が少ない(わざとらしくない)
フライが気に入るのではないでしょうか?
つまりフライの優劣は使う人のキャスト力にもよるのだと思います。

ノースさんは昨シーズンからフライを始めたのですが、
初釣行で6匹、その後も順調に数を伸ばし尺イワナも釣りました。
これでタイイングに興味を持たない人はいないでしょう。
ま~深淵にどっぷりです(笑)
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