黒と透明
渓パパの家のお雑煮は、鳥ガラや干しシイタケでとったスープに、四角い大きいお餅を焼いて入れ、
具は野菜をたっぷり入れて、醤油仕立てに仕上げ、蕎麦どんぶりに盛り付けます。
山奥なので昔は海産物が手に入れにくく、身近な鶏やシイタケで出汁をとり、米と野菜だけはあったので餅も大きく切って、
野菜もたくさん入れたのもが受け継がれているのでしょう。
注)渓パパは鰹と昆布の出汁が好きだけどね。
渓パパが東京で暮らしていた頃に、兄Mのお宅にお邪魔してごちそうになったお雑煮は、
透明な薄口のおすましで、焼いた小さなお餅を一切れ入れて、具は鶏肉、大根、人参、小松菜、かまぼことシンプル。
ゆずの吸い口なんかあしらって、お椀に盛って上品でしたね。
それまで真っ黒い醤油仕立てのお雑煮しか食べた事がなかったので、
透明なおすましのお雑煮はそれはもうカルチャーショックでした。
え~どっちが美味いかって?
それを聞くのは野暮ってやつですよ。
by keipapa3
| 2011-01-02 10:21
| 風物詩
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